タイ1人旅(5日目)

on 2011/02/23 - -

朝、空が明るくなるとともに起床。

町はまだ活動を始めていなくて、いたって静か。
通りを挟んで向こう側の家では朝ご飯の準備をしている。

クラビには多くの観光客が滞在しているけど、地元の暮らしも確かにそこにある。
変に観光地化されておらず、そんなところがとても魅力的。

チョロチョロの水シャワーを浴びて1日がスタート。

この日は原チャを借りてちょっと遠出することにした。
温泉&プール@ジャングルが目的地。
移動距離はざっと100kmは超えそう。

準備を整え、いざ出発。

宿を出ると、すぐ近くの「さくらツアー」さんの前でおねえさんが掃除をしている。
ツアーについても聞きたかったので、ちょっと声をかけてみる。
ちなみにこのさくらツアーさんは日本人が経営しているので日本語た通じます。

※さくらツアーさん
http://sakurakrabitour.hotels.officelive.com/default.aspx#NEW

聞いたところツアーは明日であれば全然OK、原チャもここで借りれますよ、ということでした。

とりあえずピピ島へ行くツアーを予約してみた。すっごいきれいですよ、とのこと。
あと原チャもここで借りることに。ガソリン空っぽだからまずガソリンいれてくれとのこと。

原チャをゲットし、早速出発といきたいとことだが、実は原チャに乗ったことないので試し乗り。
エンジンどうやってかけるんだっけ?とか、アクセルはどれで、ブレーキはどれだ?とかやってたら、おねえさんが教えてくれた。
久しぶりかな?忘れちゃうよね。って言われたけど、すいません、初めて乗ります!

大体覚えたところで出発。

走ってみると結構スムーズ。わりと簡単なのね。
ガソリンを入れて、それっぽい方向へ向けて走る。

清々しい空気の中、気ままに目的地を目指す。
この旅で最高の癒しの瞬間だったかも。気持ち良すぎ。


○ 午前中は涼しくて最高に気持ちいいですよ

大きめの道路に出て1時間くらい走ると、1つ目の目的地に到着。
ジャングルの中に天然の温泉があります。


○ あたり一帯にモワァっとした空気が漂っていた

200M 遊歩道を歩くと到着です。


○ 人が入るのにちょうどいい形にえぐれておりました。

天然の露天風呂とはまさにこのことですね。
湯加減もぬるめでとても気持ちよかったです。

観光客が大量に押し寄せてきたので10分で退散。次へ。

次はジャングルにある天然のプールです。
温泉からとても近いところにあります。


○ 国立公園?らしく、入り口で入園料を払いました。

こんな感じのところを10分くらい歩くと、こんな感じの池がありました。



水面の独特な水色が周りのジャングルな雰囲気と相まって、とても幻想的な空間でした。
エメラルドプール、クリスタルプールと呼ばれるだけあります。一度は行くべき。

水温も適度で、深さも胸までくらい。
みんなぷかぷか浮いたり、飛び込んだ入り、思い思いに楽しんでいました。

自分は反対側まで泳いで、しばらくぷかぷか。
特に何をするわけでもないこの瞬間に相当な癒しを感じました。

お腹も空いたところで移動開始。
タウン方面へ向けて来た道を戻る。




○ 温泉とプールの近くはとてものどかな道なりでした

次はタイガーケイブテンプル。
ここは昔お坊さんが修行したところで、
修行中にケイブに虎が入って来たが無事だった、というのが名の由来のようです。


○ お坊さんとタイガー。タイガーかわいい。

しかしこの寺院、山の頂上にありまして、階段を1300段上る必要があります。
これ相当しんどくて、一緒に上り始めた人たちはみんな途中で下りてしまいました。


○ クラビタウン方面


○ 厳かな空気が流れておりました


○ お坊さん方もいらっしゃってました


○ ここでも発見!しかし気を取られて大仏撮るの忘れた。

お坊さん達と一緒にしばし物思いにふけった後、下界へ。
1300段の階段を下る。途中ですれ違う人、みんなゼーハーいってる。がんばれ!

次はアオナンビーチと呼ばれるクラビで有名なビーチへ。
ちょっと距離があるのでちょっとしたツーリング。


○ 奇岩と呼ばれるこんな岩が至る所にあった。幻想的。

ぼーっと運転しているとどうも道に迷ったらしい。
プーケット190kmとか標識に書いてある。ここどこ?

とりあえず来た道を戻るんだけど、車体が妙にグラグラ。
この感覚はチャリンコでも味わったことがある。そう、パンクです。
道に迷った挙げ句にパンクとはなかなか面白くなってきたね。

後ろタイヤがペチャンコ。
走れんことはないけど、ちょっと危ないね。

そういえばさっきガソスタ見かけたな、ということでそこへ。
タイヤを指差してみると分かってくれたみたい。ボディーランゲージすら必要なかった。

どうも近くに修理屋さんがあるらしく、そこへ行けと。
通りに出てみたら50m先くらいだった。近い。
ガソスタの店員さんと一緒にその家へ向かう。

行ってみると小さい子供が2人でテレビ見てますが。。

ガソスタの店員さんがお父さんどこ?的なことを聞いていると、#たぶんね
裏からお父さんが超笑顔で出てきた。いい人そう..

バイクを見せたら分かってくれたみたいで、すぐに修理開始。


○ 見た目で不安にはなりましたが、仕事はまさにプロでした。


○ おっちゃん、がんばれ!

アツアツになったタイヤに苦戦しながらも15分くらいで完了。
意外とすんなり直るものなんですね。

料金の150バーツ(500円くらい)を払い、お礼を言って出発。
別れ際に笑顔で手を振ってくれたおっちゃん。最高!

しばらく来た道を戻り、曲がるべき交差点を見つけ右折。
これでアオナンビーチへ行けるはず。

10分くらい走るとビーチへ到着。


○ 夕暮れ時。お散歩している人が多かった。

マリンスポーツの類いが禁止されているだけあって静か。
観光客向けの商売もアグレッシブじゃないし、なんか落ち着いた雰囲気。

ちょっとゆっくりして、帰路へ。
ビーチ沿いの道を通ることに。


○ ビーチ沿いはのんびりした印象。タクシーやお店の客引きがいないからでしょうか。


○ 繁華街の地域もある。しかしやっぱりのんびりだなぁ。


○ すっかり暗くなってしまいました。

こんな感じでさくらツアーさんに戻って原チャを返却。
おかえりなさいと言ってくれたのがなんだか妙にうれしかった。
それにしても結構走りましたね、とおねえさん。確かに。

原チャでこんな走るやつはあんまりいないと言っていたが、
クラビにはそれだけの価値はあると思います。
特にタウンからアオナンビーチ方面へ抜ける道は
奇岩の間を縫って走る感じで迫力があり、ツーリングにはもってこい。

その後夕ご飯へ。
おねえさんが市場のマサマンカレーがおいしいよと行っていたので行ってみることに。
イスラム系のお店。タイ系とはまた違った料理が並んでいる。

おっちゃんにマサマンカレー!と言うと分かってくれたようです。
料理的には大根と鶏肉のカレーですね。そしてちょっと甘みがある。
タイ料理とはまた違ったテイストで、うーん、美味。

さくっと食べ終わったものの、お腹が全然満たされないので2軒目へ。
ビールとトムヤンクンとエビの唐辛子炒めを注文。
唐辛子炒めが相当辛くて汗だくになったが、味としては美味。
タイではどこにいってもご飯がうまいなぁ。そして安い。

その後はさらりとホテルに戻り、水シャワー浴びて就寝。
深夜、招かざるルームメイトに起こされはしたものの、朝までぐっすり眠れましたとさ。

※ ちなみにルームメイトは、僕を起こした後ベッドの下の自分の寝床へカサカサと消えていきましたとさ...

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