その周辺の当事者たちに直接取材して書かれたリアルな一冊。
基本的に時系列のストーリー調で書かれているのでとても読みやすく、
ポイントになる出来事については深い洞察・当事者の心境がうまく描写されていて、
Facebook を中心として Web を取り巻く環境がどう変遷してきたかを理解するにも
とてもよい本だと思いました。
また個人的に特に印象に残ったのは以下な感じです。
・シリコンバレーでのスタートアップ企業の雰囲気
・Facebook もといマーク・ザッカーバーグの理念・思想
・Google など既存の広告収益モデルとの比較とその優位性
個人的には「ウェブ進化論」に続くヒットでした。(結構古いね。。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
ちなみに映画「ソーシャル・ネットワーク」はかなり脚色というかほぼフィクションですが、
事前に見ておくと読みながら映像がフラッシュバックしたりして雰囲気がより伝わります。
おすすめ。
